【2024年最新】小動物はエアコンで熱中症対策を
小動物をエアコンで熱中症から守ろう
この記事を読むための時間:3分
一人暮らしの方がペットを飼う場合、住まいがペットNGの賃貸物件であったり、仕事などが忙しくて散歩をしたりかまってあげられないことで、小動物を飼い始める人も少なくありません。しかし、小動物であっても私たちと同じ生きものです。自分で体温調節ができない動物も多いため、飼い主が留守の間に、急激な気温の変化によって体調を壊してしまうこともあります。ここでは夏場に自宅で留守番をする小動物の熱中症対策についてご紹介します。
目次
今年の猛暑は想像を絶する?
今年の暑さも例年通りの厳しさとなっておりますが、気象庁の予報では梅雨入り前にも30度以上の真夏のような暑さが続くと報道しています。しかし、まだまだエアコンの準備ができていない方あ多くおられます!
例年通りのエアコンクリーニングの繁忙期は7月〜8月なのですが今年は5月末から多くの方からのご予約いただいている状況となっております。ペットを家に1人きりにする方は熱中症を気にしている方がとても多く、そういった方からのご予約も多くなっている状況です。
少しでも早く準備することが重要になっています。
小さくても暑いのは同じ!エアコンで一定温度をキープ
犬や猫などのペットは、夏の熱中症対策としてエアコンをつけっぱなしで出かける家庭が増えています。暑い時期の締め切った部屋では、閉じ込められた部屋の室温が、外よりも高くなってしまうことがよくあるのです。玄関のドアを開けると、もわっと熱せられた空気を感じることはよくありますよね。
そんな過酷な環境で長時間過ごせば、人間でさえ体調を崩してしまいます。暑い部屋で、言葉を発せられない小動物が、ケージの中で飼い主の帰りを待つ姿を想像するだけで胸が締め付けられてしまいます。犬や猫と同様、小動物を飼っている場合も、暑い時期はエアコンをつけっぱなしで出かけるのが基本です。
電気代が気になる人もいるかと思いますが、エアコンは電源を入れて稼働し始めてから設定温度にまで室温を下げる(または上げる)時にもっとも電力を使うものです。つけっぱなしで一定の気温をキープするだけならそれほど大きな電力を使うことなく、逆につけたり消したりを小まめに繰り返す方が電気代は高くなるのです。
小動物のケージは置き場所に気を付ける
エアコン以外にも、小動物の熱中症対策でやるべきことはいくつかあります。例えばペットを入れたケージの置き場所です。季節に関わらず気を付けるべきことでもありますが、窓に近い場所に置いている場合、直射日光が当たってしまう可能性があります。
家を出るときには大丈夫だったとしても、時間の経過で太陽の位置が変わってしまう事によって、ペットに直接日光が当たる事もありますので、細心の注意が必要です。留守にしている間に部屋がどんな状態になるのかを想像することが大切なのです。また、留守にする時だけケージを移動する場合、環境の変化に敏感なペットには辛い状況になることも考えられます。やむを得ない場合は、ストレスを感じさせないよう移動するのは毎回同じ場所にしましょう。
また、ケージの位置を変えられない場合は、遮熱効果のあるカーテンなどを利用すると良いでしょう。飼育環境によっては、夏に限らず熱中症を引き起こしてしまう可能性もあります。ペットが安心して暮らせる環境を整えることは、ペットの健康に直結しますので、軽く考えずにしっかりと対策しておきましょう。
エアコンの他にも、熱中症対策にはこれがオススメ
最近では、様々な種類のペット用の暑さ対策用グッズが販売されています。冷却効果のあるプレートやタイル、陶器やセラミックでできたハウスなど。また、飼育ケージの中に敷く、アルミプレートなども効果的。様々なサイズが販売されていますので、ペットの大きさやケージのサイズに合わせて選びましょう。
まとめ
夏の暑い時期には、いつもの快適な場所が小動物の命を脅かすほどの辛い場所に変わってしまう可能性があります。少しの時間であっても、気温の上昇によって、ペットが体調を崩すことはよくあることです。外出時のエアコンはつけっぱなしが基本です。電気代はそれほど高くはならないのでご安心を。常にペットを飼育する部屋がどのような状況になるのかを想像しながら、飼育環境を整えることが大切なのです。
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