配管化粧カバーって必要なの?重要性や機能を解
今回はエアコン設置において、室外・室内化粧カバーの必要性についてお話しさせていただきます。前回は室外化粧カバーについてお伝えしましたが、今回は室内化粧カバーについてもご紹介いたします。
室外化粧カバーとは?
まず、室外化粧カバーについて簡単に振り返りましょう。配管化粧カバーは、その名の通りエアコンの配管を覆うカバーで、室内用と室外用の2種類があります。室内化粧カバーにはアイボリー・ブラック・ホワイト・ブラウン・グレーのカラーオプションがあり、外壁の色や排水の塩ビ管などに合わせて選ぶことができます。
なぜ化粧カバーをおすすめするのかというと、主に以下の2つの理由があります。
見た目の美しさ
配管化粧カバーを使用することで、施工後の見た目が非常に美しく仕上がります。テープ加工と比較しても、化粧カバーを使用した場合の違いは一目瞭然です。
配管部分の劣化防止
テープ加工のみの場合、直射日光や風雨にさらされることで劣化が早く進みます。その結果、配管の断熱被覆が傷み、破れやすくなります。銅管部分がむき出しになってしまうと、外気温に影響されやすくなり、エアコンの効率が低下してしまいます。これらの理由から、室外化粧カバーの使用を強くお勧めします。
室内化粧カバーとは?
続いて、室内化粧カバーについてです。室内化粧カバーの最大のメリットは、その見た目です。特にお客様をお通しするリビングに設置する場合、化粧カバーを使用することで空間が一層美しく保たれます。
さらに、ペットを飼っている家庭では、キャットタワーなどの近くに配管があると、ペットが爪を引っかけてテープ巻きがボロボロになってしまうことがあります。
こうした点でも、見た目や劣化防止の観点から、室内化粧カバーの導入が推奨されます。
実際の施工例を見ても、テープ巻き加工と室内化粧カバーの仕上がりは大きく異なります。化粧カバーを使用することで、スリーブを閉じるためのパテも隠せるため、さらに美しい仕上がりになります。
室内化粧カバーをつけた場合とテープ巻きに仕上がりの違い
テープ巻きの仕上がり例
パテが丸見えになり、テープの巻いている部分が剥き出しになっているのであまり綺麗とは言えません。しかし、機能的な問題はないためそこまでこだわらなかったり、必要がない場合は化粧カバーをつける必要はありません。
室内化粧カバー仕上がり例
室内化粧カバーを施行した場合、テープやパテが見えなくなるため、インテリアを邪魔せず清潔さを保つことができます。
また室内化粧カバーはアイボリー・白・黒・グレー・茶の数種類から選ぶことができます。
化粧カバーの取り付けをお考えの方へ
新しくエアコンを取り付ける際や、ご新居への移設を検討されている方は、この機会にぜひ室外・室内化粧カバーの取り付けもご検討ください。見た目の美しさや配管の保護効果を考慮すれば、長期的に見ても大変有益な選択です。
ぜひ一度、お問い合わせください。皆様からのご相談をお待ちしております。
【会社情報】
H.R.D株式会社 86電工
兵庫県西宮市小松南町3-3-27 2階
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