ブログ一覧


地震でエアコンは落下する?対策を解説、室外機の転倒対策など注意事項

エアコン 地震 落下

 

2024年8月8日に発令された「巨大地震注意」によってエアコンが落ちてこないか不安という方も多いのではないでしょうか?

 

地震が頻発する日本では、家屋内の安全対策が非常に重要です。

 

その中でも「エアコンが地震で落下するのでは?」という不安を抱える方も少なくありません。10キロ以上あるエアコンが体のどこかに落ちてしまったら怪我をすることからは逃げられないでしょう。

 

今回は、エアコンの落下リスクやその対策、さらに室外機への影響について詳しく解説していきます。

 

この記事を読むべき人

・エアコンが寝ているすぐ上にある人

・地震対策をしたい人

・エアコンの不安から解放されたい人

 

地震でエアコンが落下する可能性は低い

 

まず、結論から言うと、適切に取り付けられたエアコンが地震で落下する可能性は非常に低いです。

 

エアコンは、据付板と呼ばれる金具を壁にネジで固定し、その上にエアコン本体を取り付けています。

この取り付け方法により、地震の縦揺れや横揺れによってもエアコンが外れるリスクは極めて低く抑えられています。

 

特に信頼できるメーカーのエアコンは、震度7クラスの地震を再現した実験をクリアしており、安全性が確認されています。仮にエアコンが外れたとしても、室外機と繋がる配管で支えられるため、床に直接落下する可能性はさらに低くなります。

 

エアコンの重さってどれぐらい?

大体13キロキロ前後

 

6畳用などの標準機能しかついていないエアコンであれば、8キロほどのものもあるそうですが、その重さのエアコンが体に落ちてくるとなると不安で仕方がないですよね?

 

経年劣化でエアコンの据付ネジが緩くなることはないのですが?

断言することはできませんが、適切なエアコン取付業者に頼んでいれば緩むことはありません。

 

緩んでいる場合は、エアコンを作動させた時に「カタカタ」と音が鳴ると思うのでよく耳をすましておいてください。

もし、締め直す必要がありそうなのであれば、取り付けしてもらった業者に一度連絡を入れてみるのもありかもしれません。工事保証などで安い値段で点検に来てくれると思います。

 

地震の際に落下以外に起こること

エアコンの落下以外に考えられることとしてはエアコンから水が落ちてくるといったことです。

 

エアコンは内部の空気を膨張させたり凝縮させたりして温度を帰るため、エアコン内部には水が溜まっている場合があります。通常はドレンホースで室外に排出されているのですが、地震の大きさによっては、室内機の傾きや振動でその水が滴下することが考えられます。

 

そのため、エアコンの下には電子機器などは置かないようにした方がいいかもしれませんね?

 

 

エアコンの落下を防ぐための対策

 

それでも、エアコンが落下するリスクを完全に排除したい方に向けて、以下の対策を推奨します。

しかし、これらに関しては今からどうにかするといったことは難しいのでご了承ください。

 

寝る時に頭の上にエアコンが来ないようにする

 

地震 エアコン ベッド

 

エアコンを適切に取り付けしたとしても、落ちてくる不安はなくなりません。そのため睡眠時などはできるだけエアコンが落ちてくる可能性があるところでは寝ないようにしましょう。

 

また敷布団ではなく、ベットで寝ることも対策にはなります。ベッドには上部と下部に仕切りがあるため直接頭や足にエアコンが落ちてくることを防いでくれます。

 

信頼できる業者に依頼する

エアコンの設置は、経験豊富で信頼できる業者に依頼することが最も重要です。業者選びに際しては、過去の施工実績や口コミを確認することをお勧めします。適切な下地を確認し、強度が不足している場合は補強を行うことで、落下リスクをさらに減少させることができます。

 

建物の耐震化

エアコンの落下を防ぐには、建物自体の耐震性を向上させることも効果的です。耐震診断を受け、必要に応じて補強工事を行うことで、地震によるエアコンや建物へのダメージを最小限に抑えることができます。

 

 

室外機への地震の影響と対策

 

地震時には、エアコンの室内機だけでなく、室外機への影響も考慮する必要があります。特に揺れによる室外機の位置ズレや転倒、津波や洪水による浸水被害が懸念されます。

 

室外機の固定

室外機は通常、架台に設置されているだけで固定されていないことが多いため、地震や台風の際に移動や転倒するリスクがあります。これを防ぐためには、アンカーボルトでしっかりと固定することが必要です。

 

浸水被害への対応

津波や洪水による浸水被害が発生した場合は、室外機を動かしたり修理を試みたりせず、専門業者に対応を依頼することが重要です。浸水による感電や冷媒の漏出といった危険があるため、注意が必要です。

 

まとめ

地震によるエアコンの落下リスクは、適切な取り付けと対策を行うことで大幅に減らすことができます。

特に、信頼できる業者に設置を依頼し、建物の耐震性を確認することが重要です。さらに、制震ダンパーの導入や室外機の固定なども考慮することで、万全な地震対策を実現できます。

 

安心して快適な生活を送るために、ぜひこれらの対策を参考にしてみてください。地震はいつ発生するかわかりませんが、しっかりとした準備があれば、被害を最小限に抑えることができます。

 

 

86電工 LINE登録

 

 

実績紹介

 

お客様の声

 

 

【会社情報】

H.R.D株式会社 86電工 

兵庫県西宮市小松南町3-3-27 2階

hrd862020@gmail.com

0798-61-6153 

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2020 86電工-H.R.D株式会社. All rights Reserved.