エアコンはつけっぱなしで!旅行中もペットにできること
エアコンのつけっぱなしで守るペットの快適環境
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ペットは大切な家族の一員です。留守中でも自宅で待っていてくれる愛しい存在ですが、飼い主にも仕事や生活がありますので、常に一緒にいられるわけではありません。時には仕事で帰りが遅くなったり、出張や旅行で遠くに行ってしまうことも。夏の暑い時期には、万全の対策をして出かけたいものです。ここでは自宅を留守にする際、やっておきたいペットのための快適な環境づくりについて掘り下げていきます。
目次
大切なペットが熱中症になるとどうなる?
気温が急激に上昇する6月から8月は、熱中症になりやすい時期と言えます。動物は言葉が話せませんので、飼い主は日頃からペットの状況を観察し、把握しておくことが大切です。熱中症とは、気温の高い場所などに長時間いることで体温が異常に上がったり、脱水症状を引き起こす病気で、過度の運動によって発症してしまうことも。
症状としては息苦しそうにしていたり、脈がいつもより速かったり、よだれや粘膜の充血などがある場合は念のため動物病院を受診しましょう。更には下痢や嘔吐、痙攣、意識がなくなるなどの重篤な症状の場合、命の危険に晒されることになります。
家を出る前にやっておきたいペットの快適環境づくり
飼い主は留守でも、ペットが自宅にいる場合は、エアコンはつけっぱなしにしておきましょう。外であれば気温が高くても風があれば涼しく感じることもありますが、室内は風もなく換気もされませんので、室内の空気がどんどん熱せられて外より温度が高くなることもあります。
かわいいペットをそんな危険に晒さないためにも、エアコンはつけっぱなしにしておく事が基本なのです。また、梅雨などの湿度が高い時期には、エアコンの除湿機能を使いましょう。更には、ペットが自由に移動できるように室内のドアは開けた状態にしておくことも重要です。
ペットが心地よいエアコンの設定温度は何度?
環境省が推奨している『冷房時の室温28度』。猫は比較的暑さに強い動物ですが、暑いのが苦手な犬にとってこの温度は少々高すぎるようです。犬が快適に過ごせる温度は22度、湿度60%と言われています。しかし、その温度に設定すると、今度は人間である飼い主にとっては低すぎるかもしれません。そこで人間も犬も快適に過ごせる冷房時の室温を、25~26℃、湿度は50%を目安にしましょう。
エアコンのつけっぱなしで気になる電気代は?
昼間に外出する際はもちろん、出張や旅行などで日をまたいで家を空ける場合でも、エアコンのスイッチは入れたままで出かけましょう。しかし、かわいいペットのためにエアコンをつけっぱなしにすることで、少々気になるのが電気代です。中には電気代を惜しんで、扇風機だけで十分では?と考える方もいるようですが、密閉された室内は、動物たちにとっては過酷な環境です。換気がまったくできないため、扇風機を使っても熱風が循環するだけ。
そんな地獄のような空間に長時間いることで大切なペットを死に至らしめてしまうこともあるのです。そこで電気代が気になる場合は、エアコンは電源を入れるときの気温と設定温度の差が大きいほど電力を必要としますので、気温が少し低い午前中からオンにして、その後はつけっぱなしで自動運転に。遮光カーテンで直射日光や熱気を遮ることも効果的です。
まとめ
かわいいペットを危険に晒さないように、外出時の環境づくりには気を配りましょう。エアコンはつけっぱなしで、梅雨時期などの湿度が高いときには除湿機能も使います。その他、遮光カーテンを使ったり、ペットが好きな場所に行き来できるよう室内ドアも開けっ放しに。かわいいペットが熱中症にならないよう、エアコンを上手に活用して、快適に夏場を過ごせるようにしてあげましょう。
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