Question③

退去の際にエアコンを取り外してもらいましたが、その際に壁に残ってる金具やビス穴が気になります。

そのままでも大丈夫なの？

Answer

結論から言ってしまうと賃貸契約時の内容によります

ですが、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると

エアコン設置に関するビス穴の補修に関しては「通常の生活に必要な範囲」に当たりますので

基本的には大家さんの負担になります。

※配管を通す穴を勝手に開けるのは例外になります。

ですが、URや市営住宅などの「公団ボルト」と呼ばれるものが壁にあらかじめ設置されている住宅の場合は

それを使用しての設置が義務付けられています。

しかし、何らかの理由でビスを使用しないと取付ができない場合もあるので

その際は「管理会社への確認と申請が必要」になるので気を付けましょう。

Question④

取り外したエアコンをしばらく保管しておきたいけど

どのように保管するのがいいの？

気を付ける事は？

Answer

※前提としてエアコンの標準使用年数は10年です

それ以上の保管はお勧めしません。

まず、保管状態を確認しましょう。

汚れや水分が残っていると保管に向きません

保管前に綺麗にして、よく乾燥させてあげましょう。

また、室内機・室外機の継ぎ目に傷が出来るとガス漏れの原因となるので

必ず樹脂キャップなどで保護してあげましょう。

包装方法

①ビニール等で綺麗に包んで外気を遮断してあげます

②衝撃が加わらないように緩衝材等で包んでから、ダンボールに梱包してあげましょう。

保管場所についても、あまり空気の流れのない所が望ましいです。

保管する際は、いかに新品の状態に戻してあげるかがカギです。

ポイントを抑えてあげると、長くいい状態を維持出来るかと思います。